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稚内の塗装業は、
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●はじめに

住まいや建物の美しさや耐久性を保つために欠かせない要素のひとつが、塗装です。
今回は、刷毛、吹き付け、ローラーといった主要な塗装方法に焦点を当て、それぞれの特徴や選び方を解説します。
また、塗装作業の基本的な流れやポイントにも触れていこうと思います。

 

●塗装~その方法~

塗装種類

塗装とひとくちにいっても、その方法はひとつではありません。
使う道具によって、みっつに分かれるんです。
どんな方法があるのでしょうか?

 

・刷毛(はけ)塗装

その名のとおり、刷毛を使って塗装していくのが「刷毛塗装」です。
刷毛は基本的にサイズがそこまで大きなものではありません。
なので、作業に時間がかかります。
ですが、その小回りが利くメリットを生かして、細かいところの作業に使われます。
塗料が非常に飛び散りにくいのも特徴です。
塗りムラが起こりやすく、塗装の際に刷毛の繊維が付いてしまうこともあるために、技術が必要な方法でもあります。

ポイント!刷毛の種類解説!

刷毛の種類もさまざまです。
用途によって、使い分けられているんですよ。
刷毛はたくさんの種類があるので、一部をご紹介します。

①平刷毛
平らな刷毛。ベタ刷毛ともいわれます。
広い面積をいちどに塗ることが可能です。

②筋交い刷毛
柄に対して、刷毛の部分から45度曲がっている形状をしています。
細かいところを塗装するのに適しています。

③寸胴刷毛
寸胴のような、平刷毛と比べて毛量の多い刷毛です。
粘性の高い塗料を塗るときに使用されます。

 

・吹き付け塗装

スプレーガンなどの専用の機械を使って塗料を吹き付けるのが「吹き付け塗装」です。
非常に広範囲をいちどに塗装できるので、刷毛塗装やローラー塗装と比べてとても効率がいい方法になります。
作業効率がいい反面、塗料が周りに飛び散りやすいデメリットもあります。
また、作業時の音が大きくなってしまうという点もあります。
このふたつのデメリットから、周辺への配慮が必要になります。

ポイント!スプレーガンの種類を解説!

スプレーガンにも種類があります。
こちらも用途によって分けられます。

①吸上式スプレーガン
塗料の入った容器を下に取り付けて、塗料を吸い上げて吹き付ける方式のスプレーガンです。
塗料を多く入れることができるので、広範囲を塗装するのに便利です。

②重力式スプレーガン
塗料の入った容器を横に取り付け、上から重力にあわせて落ちていく方式のスプレーガンです。
少量の塗装や、色を入れ替えることが多いときに使われます。

③圧送式スプレーガン
塗料ホースをペイントポンプや加圧タンクからスプレーガンにつなげて、圧力をかけて吹き付ける方式のスプレーガンです。
多量に塗装する場合にはこちらが使われます。

 

・ローラー塗装

「ローラー塗装」もその名のとおり、ローラーを使い塗装していく方法です。
刷毛塗装とくらべてより広い範囲を塗ることができるので、時間効率もよくなります。
技術にあまり左右されずに、きれいな仕上がりにしやすいというメリットもあります。
塗料の飛び散りに関しても、刷毛塗りよりは劣りますが飛び散りにくくなっています。
刷毛塗りほど細かな作業ができず、また、吹き付け塗装のようにきわめて広範囲を塗装することができないところがデメリットといえるかもしれません。

ポイント!ローラーの種類を解説!

ローラーの種類は、サイズによって分けられます。

①スモールローラー
長さサイズが4インチと非常に小さいサイズです。
小回りが利くため、スイッチやコンセントまわり、窓などを塗装するのに便利です。

②ミドルローラー
長さサイズが7インチのものがこちらになります。
広い場所も狭い場所も得意な万能ローラーです。

③レギュラーローラー
長さサイズが9インチと一番大きいのがこのローラーです。
広い範囲を塗装するのに適しています。
塗料を含むことで重くなるので、腕の力が必要になります。

 

●塗装~作業の流れ解説~

塗装の塗り

外壁などの塗装作業は、単純に塗料を塗ればいいというわけではありません。
数年〜時には十数年という長い期間を、雨風のなか劣化しないようにするために、耐久性をもたせる必要があります。
その工程は、いくつもの段階に分かれています。
それでは、塗装作業のおおまかな流れを見ていきましょう。

 

①下塗り

最初にすることは、下塗り剤というものを塗装する箇所に塗っていきます。
この作業はとても大切で、これにより、塗料を塗ったときの密着性をあげることができます。
塗料の密着性があがることで、塗装が長持ちするようになるんですよ。
下塗り剤には「シーラー」「フィラー」「プライマー」などがあります。

ポイント!下塗り剤解説!

・シーラー
seal(接着する)という英語が語源の塗装用語です。
塗装面に塗って吸着させることで、そのあとに塗る塗料が塗装面に吸い込まれるのを防ぎます。

・プライマー
primary(最初に塗る)という英語が語源の塗装用語です。
塗装面と塗料の間の密着性をあげたり、サビを防いだりする効果があります。

・フィラー
filler(埋める)という英語が語源の塗装用語です。
外壁の凸凹を埋めて、平らにするために使われる下塗り剤です。

※シーラーとプライマーは、同じものとされるのが一般的になっています。

 

②中塗り

次に中塗りといわれる作業です。
こちらも非常に重要な工程になります。
この作業で凸凹のない下地を作ることで、そのあとの上塗りという作業の仕上がりが変わってきます。
手を抜いてこの作業をしなかった場合、塗料がはがれてしまうなどのトラブルが起きてしまいます。
中塗りは、基本的に上塗りに使う塗料と同じものが使われます。

 

③上塗り

最後の工程です。
最後というだけあって、まわりから見える仕上げ=外壁を美しく見せるための重要な作業になります。
下塗り→中塗りと、じゅうぶんな準備をしたのに上塗りが適当だと意味がありません。
もちろん見た目の美しさだけではなく、外壁を劣化から守るための機能を持たせるのが上塗りの役割でもあります。

このように、外壁塗装の基本は「3回塗り」といわれています。
業者によっては、中塗りを省く「2回塗り」で終わらせるところもあるようですが、これは外壁の美しさ、耐久性ともによくありません。
そんな悪徳業者に当たらないよう、外壁塗装を依頼する時には優良業者を見極めるのが大事です。
一番いい方法は現場に立ち会うことですが、常に見張っているというのもなかなか難しいでしょう。
「複数業者から見積もりを取る」「中塗りと上塗りの色を変えてもらう」など、できる対策はあるので参考にしてみてくださいね。
また、打ち合わせの際に無知でないことをアピールすることも大切です。
事前にある程度の知識を入れておくことで、相手が悪徳業者か見極めることができますよ。

 

●さいごに

建物の輝きを守る役割を果たすのが塗装です。
塗装にはさまざまな手法がありますが、どれを選ぶかは建物の性格やニーズによって異なります。
これから先、建物が四季折々の風雨に耐えながらも美しさを失わずにいられるよう、この記事がお役に立ってくれればうれしいです。